2012年06月27日

バッハ「無伴奏チェロ組曲」第4番(スラーなし)

「無伴奏チェロ組曲」第4番 JPEGJ.S. Bach "Cello Suite" No.4 (E♭ major) without slurs

「無伴奏チェロ組曲」第4番(むばんそうちぇろくみきょくだいよんばん)変ホ長調(スラーなし)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 作曲、BWV1010

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「無伴奏チェロ組曲」第4番(変ホ長調)PDF

当書庫の「無伴奏チェロ組曲」の楽譜についてはこちらの記事をご覧下さい。

プレリュード

第16小節、最初の音はアンナ・マグダレーナ、C資料、D資料ともD♭になっており、またパリ初版譜はじめ、旧バッハ全集からフルニエ、トルトゥリエ版に至るまで多くの版がこれに従っているが、これは第11〜14小節と第15〜18小節が同型反復(ゼクエンツ)になっていることから、ありえないと考え、ケルナーに従ってD♮とした。ありふれた和声進行で、バス音だけが経過音的に2度下降するのである。

特にアンナ・マグダレーナがこの小節の2拍目(2つ目の2分音符)で段を変えていることから、その際に次の小節と見間違えた可能性が高いと思う(段を変えた時の間違いは第3組曲のジグの第99小節にも見られる。この時はこの小節を2回書いてしまっている)。大体、段を変えたあとの第3線上のDには♭がないのだから、そのことからして最初のDフラットが誤りであることは明らかである(19世紀に、ある音にかかった臨時記号が同じ小節内の他のオクターブにある同じ音にも有効であるという習慣があったが、バッハにはない)。

しかしそれではどうしてC資料、D資料ともD♭なのかという疑問も残るが、C、D資料はおそらくアンナ・マグダレーナの系列にあるのだろう(ほかにもそう思わせる点がある)。

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2012年12月09日、クーラント追加。
2012年12月19日、サラバンド、ブーレできました。
2012年12月22日、完成しました。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この楽譜は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

この楽譜は Finale 2011 で書きました。
posted by 横山 真一郎 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 無伴奏チェロ組曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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